メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

プリズム

重度障害者の「生産性」とは=論説委員・野沢和弘

 近松門左衛門の生涯を描いた「埋(うず)み火」という小説のあとがきで、作者の杉本苑子さんはこう述べる。「魂の奥底で木枯(こがら)しの音を聞く」ような作風は、近松が知的障害の子と共に昇華をとげ、浄瑠璃となって結晶したからだという。

 20年以上前、大江健三郎氏の講演でも聞いた。創作活動に行き詰まっていたころ生まれた障害児が作家としての自分に新たな息吹をもたらしてくれた、と。

 弁護士や官僚、政治家、経済人の中にもそのような実体験を持つ人が多い。

この記事は有料記事です。

残り394文字(全文615文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 会津藩公行列 「ありがとなし…」綾瀬はるかさん手を振り
  2. 今日から俺は!! “敵役”に城田優、中村倫也、須賀健太ら メインゲスト11人を一挙発表 
  3. 女子テニス 大坂ウイルス性の病気のため武漢オープン欠場
  4. 障害者雇用水増し 「名前貸して」元横浜家裁職員が証言
  5. サッカー デルピエロがFC岐阜にエール

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです