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今週の本棚・新刊

『ベラスケス 宮廷のなかの革命者』=大高保二郎・著

 (岩波新書・1037円)

 夏目漱石『三四郎』に登場する画家は、ベラスケスを「技巧の極点に達した人」と評している。だが、著者にとって、ベラスケスは超絶技巧の宮廷画家のみならず、近現代の扉を開く「絵画の革命者」なのだ。

 マドリードの王宮の地階には「バッコスの勝利」とよばれる卑俗な酔っぱらいの群像図が描かれていた。それは飛躍の第一歩であった。

 十七世紀のスペインは宗教画一辺倒だった。だが、ベラスケスは神話ですら風俗の情景に置き換える。そのま…

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