◆川崎弘二(かわさき・こうじ)さん
(アルテスパブリッシング・1万2960円)
手に取った時のズシリとした重みが、ただならぬ本であることを教えてくれる。20世紀後半の日本の現代音楽をリードした武満徹(1930~96年)の創作活動を、徹底的に検証した一冊。「なんで、武満はここでこんな作品を作ったのか。なんで、こんなことをやっていたのか。『知りたい』という思いが根底にありました」。強い好奇心に突き動かされた研究の成果は、重さ約1・7キロ、本文だけで120万字を数える1000ページ超の大作に結晶した。
武満が「混雑した地下鉄の狭い車内で、調律された楽音のなかに騒音をもちこむことを着想した」とされる4…
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