ジャカルタ・アジア大会 ソフトボール 上野由岐子(36) 再び「金」へ投げ続ける
毎日新聞
2018/8/19 東京朝刊
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<フィーチャーズ アジア大会2018>
「たくさんいる選手の中からの任命に、感謝と誇りをもってやりたい」と意気に感じていた旗手の大役。「ジャパン」のアナウンスとともに競技場が大歓声に包まれると笑みを浮かべ、ジャカルタの夜空に日の丸をはためかせた。史上最多の日本選手団の先頭に立つ姿は、この10年間、日本ソフトボール界を引っ張ってきた歩みに重なって映る。
2008年北京五輪で日本ソフトボール史上初の金メダルを獲得した時は26歳。歓喜の輪の中心で、チームメートと抱き合いながら涙を流した。北京五輪の決勝トーナメント計3試合で投じた「上野の413球」は今も語り草になっている。
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