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東京医科大

入試操作 女子排除の「本音」と「構造」

記者会見を終え一礼する学校法人東京医科大学の行岡哲男常務理事(左)、東京医科大学の宮沢啓介学長職務代理=東京都内のホテルで2018年8月7日、長谷川直亮撮影

 女子の合格者を抑制するための得点操作を行っていた東京医科大の不正入試問題。女性差別や働き方といった視点から議論されがちだが、特定NPO法人「医療ガバナンス研究所」の上(かみ)昌広理事長の見方は少し異なる。「教育機関である大学の入試が、系列病院の労働力確保の場になっているのがそもそもおかしい。これはガバナンス(組織統治)の問題です」。自らも医師として大学病院に勤務し、大学で学生の指導にも当たってきた上さんに聞いた。【中村かさね/統合デジタル取材センター】

 東京医大の内部調査では、2浪以内の男子が有利になるよう得点操作していたことが分かっている。内部調査委員会(委員長・中井憲治弁護士)の記者会見では、女子と3浪以上の男子を差別した理由として、「女子は出産や育児でアクティビティー(仕事量)が下がる」「年齢が高いと医師になった後で大学病院を辞めて独立してしまう」といった意見が上がったと明かされた。

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