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第104回全国高校野球選手権

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夏の高校野球

石巻に恩返しできた 浦和学院・阿部選手

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グラウンドの選手に指示を出す浦和学院の一塁コーチ・阿部鳳稀選手=阪神甲子園球場で2018年8月18日、渡部直樹撮影
グラウンドの選手に指示を出す浦和学院の一塁コーチ・阿部鳳稀選手=阪神甲子園球場で2018年8月18日、渡部直樹撮影

 18日の夏の甲子園準々決勝で、浦和学院(南埼玉)の阿部鳳稀(ふうき)選手(3年)は一塁コーチスボックスで腕を振り、指示を送った。宮城県石巻市出身。同校による東日本大震災の被災地支援が縁で進学を決めた。支えてくれたチームのメンバーとなり、「野球部と地元に恩返しができた」。前を向いて大舞台を去った。

 2011年3月。被災時は小学4年だった。下校中に大きな揺れに見舞われた。家族は無事だったが、自宅は床下浸水。同級生の女児とその母が津波にのまれたと後で知った。

 市内の親戚宅に約1カ月間、身を寄せた。所属していた野球チームが練習で使っていた市立鹿妻(かづま)小の校庭は水没し、練習用具の入った倉庫も流された。「もう野球はできないのかな」

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