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トランプ米大統領が外国製品に高い関税をかける「貿易戦争」を仕掛け、各国は「自由貿易の流れに反する」と反発しています。米国の産業や雇用を守るのが狙いですが、こうした保護主義的な政策がなぜ問題なのでしょうか。歴史をたどりました。
◆恐慌後の保護主義、結末は?
経済ブロック化、大戦招く
なるほドリ トランプ米大統領の通商政策が保護主義的と批判されているね。
記者 保護主義とは、自国の産業を守るため外国製品が国内に流入するのを制限すべきだとする考え方を指します。外国製品に高い関税をかけたり、国内で独自の製品規格を設けて海外メーカーが参入しにくくしたりするなどの手法があります。第二次世界大戦が勃発した背景に保護主義の拡大があるとされ、その反省から自由貿易が重視されるようになったのです。
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