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Dr.北村が語る現代思春期

経口妊娠中絶薬 ネット購入は危険の極み

 薬を飲むことで妊娠を中断できる方法を日本に導入することが僕の近未来の夢になっています。

 妊娠12週未満のいわゆる妊娠初期の人工妊娠中絶としてわが国で広く行われているのは、子宮内容除去術です。子宮頸管(けいかん)を拡張し、静脈麻酔をかけたうえで、胎児、胎児付属物、凝血塊などの子宮内容を胎盤鉗子(かんし)で除去し、さらにキューレットという器具で掻爬(そうは)する手術方法です。必要に応じて、手術後に子宮収縮剤や抗生物質が投与されます。最近では吸引法も用いられるようになっていますが、いずれも器械的中絶法の範ちゅうに入っています。

 ここで紹介するのは経口妊娠中絶薬。決して新しい薬ではなく、フランスでは1988年、世界に先駆けて承認されています。その後、安全性、有効性、受容性など器械的中絶法に比べ高い評価を得ていることから、2017年末までに65カ国・地域で使用されています。この薬は、妊娠を維持するのに必要なプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用を抑えるミフェプリストンと、子宮を収縮させるミソプロストールで、妊娠49日までに適…

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