広島土砂災害

4年 亡父の誇り、息子の決意 34歳巡査長、西日本豪雨で奔走

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西日本豪雨で救助活動に入った地区で、被害状況を説明する政岡敬志さん=広島県三原市で2018年8月15日、山田尚弘撮影
西日本豪雨で救助活動に入った地区で、被害状況を説明する政岡敬志さん=広島県三原市で2018年8月15日、山田尚弘撮影

 広島県警三原署の巡査長、政岡敬志(たかし)さん(34)は、2014年8月の広島土砂災害で3歳の男児を救助中だった消防士の父則義さん(当時53歳)を亡くした。人助けをする父の背中を見て警察官になり、西日本豪雨では初めて救助活動にあたった。同じ経験をしたであろう父の姿が何度も頭をよぎったといい、「使命感と誇りを持って臨む」と父の遺志を継ぐ決意を新たにしている。【隈元悠太】

 広島市消防局の消防士だった則義さんは台風が近づくと出動に備えて自宅の電話前から離れず、1995年の阪神大震災でも救助応援に入った。父の姿を見て育った政岡さんは自然と人助けをしたいと思うようになり、28歳で警察官に。則義さんと仕事の話ができるようになったころ、土砂災害が起きた。

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