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火論

やがてかなしき=玉木研二

 <ka-ron>

 映画は映画館で見るものだと思う。DVDや試写会では、大勢の人々の反応や空気がわかりにくい。

 今月公開されたイギリス作品「スターリンの葬送狂騒曲」を見た。史実を基にしたブラックコメディーである。この題材なら席は十分、という予想に反し満員。往時「反スターリン主義」をヘルメットにしるしてゲバ棒を握ったとおぼしき世代もほとんど見当たらず、総じて若い。その笑い声は高らかで、筆者のような年配者の「クックック」や「ヒヒヒ」はかなわない。

 旧ソ連の独裁者スターリンは、70代半ばの1953年3月1日夜、別荘の床に倒れているのが見つかり、同…

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