高浜原発4号機

微量の放射性物質を含む蒸気漏れ 検査中

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関西電力高浜原発4号機(手前)。奥は3号機=本社ヘリから小松雄介撮影
関西電力高浜原発4号機(手前)。奥は3号機=本社ヘリから小松雄介撮影

 関西電力は20日、定期検査中の高浜原発4号機(福井県高浜町)の原子炉容器の上蓋(うわぶた)に設置された温度計の接続部分から放射性物質を含む微量の蒸気が漏れたと発表した。関電は外部の環境への影響はないとしている。原子炉からの1次冷却水漏えいは異例。関電は9月中旬にも4号機の営業運転を予定していたが、日程への影響は必至だ。

 関電は「作業員に限度を超える被ばくはなかった」とする一方、詳しい状況を調べている。

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