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私だけの東京・2020に語り継ぐ

著名人へのインタビューを通じて、東京の魅力を再発見します。

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私だけの東京・2020に語り継ぐ

作家・中村彰彦さん 戦争の面影残す、公園の緑

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 西東京市に住み始めたのは1970年代の後半ぐらいかな。結婚することになって、田無市と合併する前の保谷市に落ち着いたわけです。住んでみると、都内のどこへ行くにも、1時間ぐらい。意外と便利ですよ。野鳥が多いですね。散歩していて鳥がいると、何ていう鳥だろうと、家へ帰って鳥類図鑑で調べたりね。ずいぶんいろんな鳥がいるんだなと思います。

 周辺には戦争の面影も残っています。自宅と仕事場の間にある武蔵野中央公園は、以前は緑町公園という名前でした。戦後、米軍のキャンプがあって、グリーンキャンプと言ったんですね。それが返還されて公園になったから、グリーンパークとなり、日本語で緑町公園になったわけ。何でそんな場所に進駐軍が来たかというと、零戦を造っていた旧中島飛行機の武蔵野工場があったからなんですね。だから、B29による東京空襲の最初の標…

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