ジャカルタ・アジア大会 体操 谷川翔(19) 今季飛躍、打倒中国へ
毎日新聞
2018/8/22 東京朝刊
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<フィーチャーズ アジア大会2018>
谷川翔(かける)(19)
前回の仁川(韓国)大会の体操男子団体総合で、王者・中国の11連覇を阻止して初優勝した日本が22日の決勝で連覇に挑む。20日の団体総合予選は中国が261・750点でトップ。2位の日本は256・650点と引き離された。予選のスコアは持ち越さないとはいえ、壁は高いが、次世代の日本を担う新鋭は「しっかりミスなく、いい演技をして、中国に勝ちたい」と意気込む。
20日の個人総合決勝は不本意な出来だった。床運動を終えて4位につけ、メダルが射程圏内だったが、得意にしていた最後のあん馬で、馬上で倒立して開脚旋回する大技「ブスナリ」で落下した。合計84・850点で4位。なぜ、最後の種目を決めきれないのか。「もっとレベルを上げないと勝てない」と悔やんだ。
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