北朝鮮

終戦宣言優先 トランプ氏、再会談を示唆

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ロイター通信のインタビューに答えるトランプ米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2018年8月20日、ロイター
ロイター通信のインタビューに答えるトランプ米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2018年8月20日、ロイター

 【ワシントン渋江千春】トランプ米大統領は20日、ロイター通信のインタビューに応じ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について「可能性が高い」と述べた。一方の北朝鮮は、朝鮮戦争の終結宣言を優先しなければこれ以上の非核化措置はとれないと主張しており、非核化について進展を求める米国との立場の違いが小さくなっているか明らかになっていない。

 トランプ氏はインタビューで「私は(北朝鮮の)核実験やミサイル発射実験も止めた。日本は感激している」と自画自賛した。また、金委員長との関係について「私は彼が好きだ。彼も私が好きだ。非常に良い個人的関係がある」と強調した。その上で、焦点となる非核化について、北朝鮮が「(具体的な措置を)取っていると確信している」と述べた。

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