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分断の深層

トランプ時代の合衆国 怒れる若者、社会主義旋風(その1) 米政権の右傾化嫌い

 【イリノイ州シカゴで國枝すみれ】資本主義の盟主である米国で、社会主義者を自任する若者が増えている。右傾化するトランプ政権。それを止めることができない野党・民主党。怒れる若者らが事態解決の「答え」を社会主義に求めようとしているのだ。

 「資本主義という野蛮な制度の代替を探すことが激烈に求められている」。幹部の主張に、Tシャツ姿の若者たちは拳をふりあげて応えた。「社会主義は可能だ」。米中西部シカゴのホテルで7月5~8日、マルクスの革命理論や組織化のノウハウを学ぶ勉強会「社会主義2018」が開かれた。主催団体の国際社会主義機構(ISO)によれば、全米から約1700人が参加。これまでで最大規模という。

 「社会主義の未来」「極右に勝つ」。こうした内容の約170の講座が用意され、勉強会は午前9時半から夜遅くまで続く。「同志(コムレード)」と呼び合う若者たちの多くは、ゼネストやデモといった大衆運動によって社会を変革することを目指していた。

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國枝すみれ

1991年入社。英字新聞毎日デイリーニューズ編集部、西部本社福岡総局で警察担当記者、ロサンゼルス支局、メキシコ支局、ニューヨーク特派員を経て、2019年10月から統合デジタル取材センター。05年、長崎への原爆投下後に現地入りした米国人記者が書いたルポを60年ぶりに発見して報道し、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

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