メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

木語

硝煙なき中台の攻防=坂東賢治

 <moku-go>

 中国福建省アモイから船で約30分で台湾の統治下にある金門島に着く。かつては中台がにらみ合う最前線だったが、今では中国から年間70万人もの観光客が訪れる。人気のおみやげが特産の包丁だ。中国が放った砲弾の破片が原材料というのが売り文句だ。

 ちょうど60年前の1958年8月23日、中国は金門島に猛砲撃を開始した。初日だけで5万発以上、10月までの44日間に約48万発が撃たれ、数百人が死亡した。台湾が浙江省の離島を失った第1次台湾海峡危機(54~55年)に次ぐ第2次危機だ。台湾では「八二三砲戦」と呼ばれる。

 冷戦下、中国は台湾の武力解放、台湾は中国への武力反攻を唱えていた。米国は台湾と相互防衛条約を結んで…

この記事は有料記事です。

残り723文字(全文1036文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 夜景都市 新三大夜景、神戸が4位に、北九州市に抜かれる
  2. 寡婦控除 未婚に所得制限、事実婚は対象外 与党調整
  3. 衆院議運委 麻生氏の発言を問題視 G20出張了承せず
  4. ことば 寝屋川中1男女殺害事件
  5. 衆院内閣委 片山さつき氏、看板の条例違反認める

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです