連載

なるほドリ

ニュースの背景や素朴な疑問を「なるほドリ」が質問。担当記者がQ&Aでわかりやすく答えます。

連載一覧

なるほドリ

パーキンソン病って何? 脳の指令伝わらず震え 国内に約16万人=回答・荒木涼子

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 なるほドリ iPS細胞(人工多能性幹細胞(じんこうたのうせいかんさいぼう))を利用してパーキンソン病の治療を目指すと聞いたよ。どんな病気?

 記者 例えば手を動かそうとするとき、脳から「手を動かせ」という指令がいくつもの神経細胞を経由して手の筋肉まで伝わります。脳内で指令を伝える物質の一つにドーパミンがあります。パーキンソン病にかかると、ドーパミンを作る神経細胞に異常なたんぱく質がたまって細胞が徐々に死に、ドーパミンが減って指令が伝わりにくくなります。体の震えや筋肉のこわばり、動作が緩慢(かんまん)になるといった症状が表れます。

この記事は有料記事です。

残り522文字(全文789文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集