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茨城県警は、今年度から建て替える交番の外観について、立地地域の景観に合わせるのでなく、白を基調として夜でも目立つようにする方針を決めた。同県石岡市で昨春、昭和の町並みに合わせたレトロ風に改築したところ、「どこにあるか分からない」などと住民の不評を買い、県公安委員からも「すぐに駆け込めるよう分かりやすくすべきだ」との指摘を受けたため。県警は「交番らしい交番」を目指す考えだ。【韮澤琴音】
県警は交番について、木造なら30~50年、鉄骨は60年程度経過した建物から、毎年5~10カ所ずつ建て替えている。外観については法律上の規定はないが、立地市町村の条例やガイドラインを踏まえ、周辺の景観に配慮するのが一般的で、全国でも町並みに合わせたユニークな外観の交番が増えている。
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