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「東京五輪学生ボランティア応援団」というサイトが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で拡散している。一見、2020年東京五輪・パラリンピック(7月24日~9月6日)の学生ボランティアを絶賛しているようで、実は痛烈な風刺になっていて、作家の綾辻行人(あやつじ・ゆきと)さんも「大変に健全な皮肉」と自身のツイッターで紹介した。サイトを制作した早稲田大政治経済学部2年の松本海月(かずき)さん(20)に、サイトに込めた思いを聞いた。【大村健一/統合デジタル取材センター】
もともと社会に広く訴えるつもりはなかったという。19日に「友達に見せる」くらいの感覚で、6時間ほどで「応援団」のサイトを作り上げた。村上龍さんの小説「愛と幻想のファシズム」を読んだ直後で、登場人物のせりふなどに影響を受けて「衝動的に書き上げました」。
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