連載

人生は夕方から楽しくなる

ベテラン記者が大人ならではの滋味ある話を求め、旬の人と語り合う大型インタビュー。人生が楽しくなるヒントをお届けします。金曜日更新。

連載一覧

人生は夕方から楽しくなる

タレント・林マヤさん 有頂天から大地へ 畑こそランウエー

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
「秋や冬になると、土の表面は茶色っぽくて地味だけど、ニンジンなどの根菜で土の中はカラフルなのよ」=茨城県つくば市内の畑で、根岸基弘撮影
「秋や冬になると、土の表面は茶色っぽくて地味だけど、ニンジンなどの根菜で土の中はカラフルなのよ」=茨城県つくば市内の畑で、根岸基弘撮影

 夏の日差しが、青々としたナスの葉を照らしていた。たわわに実ったナスは鮮やかな紫色のほか、白や緑色といった珍しい品種もあった。そこに黄色いピーマンも加わっているので畑は華やかなにぎわいに。バジルが、清涼感のある強い香りを放っていた。

 「このカラフルに彩られた畑が、今の私の『パリコレ』。野菜のファッションショー。土の道がランウエーなんです」。そう言うと、カラフルな野菜が入ったかごを高々と持ち上げた。

 10年前に夫の野菜文化研究家、笛風呂タオスさん(60)とともに茨城県守谷市に移住した。同市と、近くのつくば市の4カ所で借りている畑は計2400平方メートル。そこで、国内では珍しい品種を含んだ約120種を栽培している。農薬や化学肥料、家畜ふん尿は一切入れず、もみ殻などを使った発酵肥料や、腐葉土で土作りをしている。

この記事は有料記事です。

残り1342文字(全文1699文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集