暴力団を離脱し、北九州市小倉北区でうどん店を開業した男性(52)の奮闘記を、作家活動も行う広末登・久留米大非常勤講師(社会病理学)が「ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました」と題した本にまとめ、このほど新潮社から出版した。広末さんは「わかりやすく伝えられるよう苦心した。今後の暴力団離脱者のヒントになってほしい」と話している。【平塚雄太】
男性は両親が一時失踪し、親類間を転々とするなどの子供時代を過ごした末に暴力団に加入。辞めてから店を開業し、商店街の人たちと次第に関係を構築していくまでの半生を、本では205ページにまとめている。広末さんが昨年から店に通って聞き取りを重ね、完成させた。
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