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「ゲーム依存」の対策は

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樋口進氏
樋口進氏

 ゲームにはまって日常生活に支障が出ている--。そんな状態を世界保健機関(WHO)が「病気」と分類した。一方、電脳空間で技を競う「eスポーツ」の広がりや、ゲームを医療や教育に役立てる動きもある。もはや「インターネット抜き」では生きられなくなった現代人。ゲームと賢くつきあうにはどうしたらいいのか。

「病気」認めて治療進めよ 樋口進・国立病院機構久里浜医療センター院長

 久里浜アルコール症センター(現・久里浜医療センター、神奈川県横須賀市)に2011年、国内初のインターネット依存の専門外来を設置した。厚生労働省の08年の調査でネット依存傾向にある人が270万人と推計されたのがきっかけだった。当時、専門的な治療を行っている施設はなかった。

 専門外来を受診する患者の9割はゲームに依存していた。パソコンやスマートフォン用アプリのオンラインゲームがほとんどだ。しかも予想以上に重症者が多かった。きちんと「疾患」と位置付け、治療や対策に取り組むことが必要だと実感した。13年の調査では依存傾向は420万人に増えた。

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