連載

託す

今回の総裁選では全国の党員票が国会議員票と同じ405票に増える。9月7日の告示を前に、重みを増した地方の声を報告する。

連載一覧

託す

2018自民党総裁選 地方から/中 東北、農政への疑念今も TPP・農協、対抗軸見えず

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
自民党総裁選を前に農政への不安を語るコメ農家の阿部利勝さん=山形県庄内町で8日、小田中大撮影
自民党総裁選を前に農政への不安を語るコメ農家の阿部利勝さん=山形県庄内町で8日、小田中大撮影

 かつて熊本県で農協組合長を務めていた自民党の藤木真也参院議員(51)は7月21日、山形市で思いがけない言葉を聞いた。同じ岸田派の大沼瑞穂厚生労働政務官(39)のパーティーで、農協関係者から「安倍(晋三首相)さんに対抗してもらわないと困りますよ」と声をかけられたのだ。大沼氏は来年夏の参院選山形選挙区で改選を迎える。藤木氏は農家の根強い不満を実感した。

 会合には岸田文雄政調会長(61)も駆けつけ、「9月には総裁選がある。日本は誰をリーダーにし、どんな体制で臨むのかを考える貴重な機会になる」とあいさつした。ただ、岸田氏はその3日後、立候補見送りと安倍首相(63)への支持を表明した。

この記事は有料記事です。

残り1079文字(全文1371文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集