福島

猛暑と少雨、農業用ダム放流停止 米作農家ら危機感

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貯水率がゼロになり、ダム底の一部が露出した新宮川ダム=福島県会津美里町松坂で2018年8月24日午後0時16分、湯浅聖一撮影
貯水率がゼロになり、ダム底の一部が露出した新宮川ダム=福島県会津美里町松坂で2018年8月24日午後0時16分、湯浅聖一撮影

 記録的な猛暑と少雨の影響で、福島県の会津や県南地方を中心に農業用ダムの貯水率が大幅に低下している。新宮川ダム(会津美里町)の貯水率がゼロになったほか、日中ダム(喜多方市)や羽鳥ダム(天栄村)などでは農業用水の放流が停止され、事態は深刻さを増している。米作りの現場では9月上旬にかけて最も水が必要となる時期を迎えており、収穫量の減少や品質に影響が出る恐れがあることから、農家らは危機感を強めている。

 同県農地管理課によると、県内の農業用ダムの平均貯水率は20日現在31%で、平年を大幅に下回っている。特に日中ダムや羽鳥ダムは平年の約4分の1しかない。日中ダムは生活用水と農業用水を供給しており、ダムを管理する県は一般家庭向けの水道水を優先的に確保するため、農業用水の放流を21日に停止した。

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