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いのちのほとりで

/5 在宅ホスピスの「デスカンファ」 みとりながら、生と死学ぶ

遺影を前にして、遺族と医療・介護の関係者が集う。いい「送り出し」ができた充実感が漂った=2017年9月、滝野隆浩撮影

 いのちをぜんぶ使い切るって、何だろう。とても幸せな感じがするが、病院という「安全優先」の場所では難しいのかもしれない。甲府市の在宅ホスピス医師、内藤いづみさん(62)は20年以上、「使い切る」ことを模索してきた。簡単ではない。でも、家族らの支える意思と医療・介護側の理解があれば可能なのだと、現場で学んだ。

 甲府市のその一戸建ては、上山公一さん(69)の親が50年前に中古で買ったという。沈み込む廊下を通って居間に入ると、電気式ロウソクの台の向こうに、母、たみ志さんの遺影があった。笑顔がそっくり。看護師3人とケアマネジャーが次々と集まってくる。「ごめん、ごめーん」。最後が内藤先生だった。

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