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大竹文雄・評 『社会は変えられる 世界が憧れる日本へ』=江崎禎英・著

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 (国書刊行会・1944円)

私たちの努力でよい方向に

 日本の「国民皆保険制度」は危機的な状況にある。厚生労働省の試算によれば、2025年には現在より20兆円以上、医療・介護に税金が必要となる。これを賄うには消費税率を20%以上にする必要がある。増税できないなら国民皆保険制度を終焉(しゅうえん)させるしかない。

 現行の国民皆保険制度は、国民にとっては「豪華客船」のようなものであると同時に、医者にとっても患者の懐具合を心配せずに治療ができるという意味で「優しい」存在だ。

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