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辻原登・評 『ロビンソン・クルーソー』=デフォー・著、唐戸信嘉・訳

 (光文社古典新訳文庫・1339円)

デフォーの衣鉢を継ぐ訳文の創設

 『ロビンソン・クルーソー』第一部の久々の新訳の登場である。続篇二部・三部は存在するが、通常『ロビンソン・クルーソー』と言えば第一部を指す。

 気鋭の英文学者である訳者は、「あとがき」で次のように述べる。

 「原典の文体が持つスピード感と歯切れよいリズム、そしてときおり見られる十八世紀の文章らしい堅さを再現すること--平明な日本語を目指しつつも、あまり平明になり過ぎないこと--に力点を置いた」

 デフォー自身、この物語を真実の物語(、、、、、)と称して、十八世紀半ばの余り本などを読まない中産階…

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