メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

【お知らせ】現在システム障害のため一部の機能・サービスがご利用になれません
心と体の調和~ハーモニー~

ストレスと散歩の関係=伊藤明子

 ストレス遺伝子のタイプに、ストレスに打たれ強いLL型、ストレスに弱いSS型、その中間のSL型の三つがあることがわかっています。

     もし自分の遺伝子タイプがストレスに弱いSS型だとしたら、どうすればいいのでしょうか? ああ、私は弱い人間なのだ、と絶望するには及びません。

     日本で行われた研究で、約4500人の遺伝子解析と森林散策の頻度、精神の不調の割合を調べたものがあります。それによると、男女とも、頻繁に森林を散歩する人は、ストレス遺伝子のタイプが逆境に特に弱いSS型でも、精神の不調頻度が低かったのです。つまり、ストレスに弱いSS型の人でも、たとえば森林浴をすることでストレスに負けないで心の健康を保てる可能性があるのです。

     逆境に弱いSS型の人はうつや不安症、薬物乱用、さらには自殺の頻度が高いことが研究で分かっています。これは前々回のテーマであるエピジェネティクス、つまり、環境から遺伝子が作用を受けることとつながっています。

     遺伝子検査で自分がLL型かSL型かSS型か調べずとも、もしも自分がストレスに弱いタイプだと思ったら、積極的に散歩や音楽などを楽しむことが大事ですね。<赤坂ファミリークリニック院長、小児科医・公衆衛生専門医 伊藤明子(みつこ)>

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
    2. 日産 ゴーン会長を解任へ 「会社資金を私的に流用」
    3. 日産会長逮捕 再建神話、地に落ち 社員に衝撃と動揺
    4. 暴行容疑 元レスラー長与千種さんの髪つかむ 男を逮捕
    5. 高校野球 練習試合で頭に死球、熊本西高の生徒が死亡

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです