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藤原帰一の映画愛

若い女 大人になりきれぬ姿はサイテーなのに魅力が

 若い女。恐ろしいほど単純な題名ですが、この「若い」という言葉にはちょっとひねりがあります。主人公のポーラは31歳ですから間違いなく若いんですが、若さによって現実の自分から目を背けることのできた時期はすでに過ぎ去ろうとするという、微妙な年齢です。そのポーラの姿を、飾りをはぎ取って描くのが、この映画です。

 すごいテンションで始まります。家から閉め出された女性が、開けなさいよと叫び、扉に頭をぶつけて、ひっくり返って倒れてしまう。次の場面ではお医者さんに向かって訴えるんですが、パリもフランスも大きらい、私は適応力が高いからどこだって大丈夫、彼にとって私は何なのか聞いたのとか、話に脈絡がありません。

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