シリア難民

希望のサカベコ、日本で販売計画

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リーム・アッバスさん(右)に「サカベコ」作りを教えてもらうシリア難民の子供たち=イラク・アルビル郊外のダラシャクラン難民キャンプで2018年8月9日、木葉健二撮影
リーム・アッバスさん(右)に「サカベコ」作りを教えてもらうシリア難民の子供たち=イラク・アルビル郊外のダラシャクラン難民キャンプで2018年8月9日、木葉健二撮影

 イラクのシリア難民が、福島・会津の民芸品「赤べこ」をアレンジしてサッカーのユニホーム姿に彩った「サカベコ」を日本で販売する計画が進んでいる。イラクや東日本大震災の被災地で活動する日本のNPOが指導。NPOは「人々の生きがいのため、一つの産業に育てたい」と期待を込め、現地スタッフの難民女性は「サカベコを手に取り、どうかシリア難民の苦境に目を向けてほしい」と訴えている。

 8月9日、イラク北部・クルド人自治区の中心都市アルビル郊外にあるダラシャクラン難民キャンプ。5~12歳のシリア難民の子ども11人が集まり、イラクの新聞紙で作った張り子のペイントに取り組んでいた。見本はスペインの強豪バルセロナでプレーするメッシ選手の写真。「間違えたら直してあげるからね」。手を絵の具だらけにした子どもたちにシリア人女性、リーム・アッバスさん(25)が優しく声をかけた。

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