食生活

江戸っ子、雑穀で健康管理? 江戸時代の本の表紙に毛髪、採取し分析 龍谷大准教授ら発表

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江戸時代の和本の表紙。短い毛髪が混じっている様子が分かる=大津市の龍谷大瀬田キャンパスで2018年8月15日午後3時34分、南陽子撮影
江戸時代の和本の表紙。短い毛髪が混じっている様子が分かる=大津市の龍谷大瀬田キャンパスで2018年8月15日午後3時34分、南陽子撮影

 江戸時代の本の表紙に混入した毛髪の分析で、江戸の庶民は大阪や京都よりも雑穀を多く食べたとみられることが分かり、龍谷大の丸山敦准教授(陸水生態学)らが発表した。白米が人気だった江戸では「江戸患い」(かっけ)が流行し、ビタミンを補う療法として雑穀を食べたとされる通説を裏付けるという。

 入口敦志・国文学研究資料館教授(書誌学)らとの共同研究で、論文が英国の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載された。

 日本では17世紀半ばから出版が盛んになり、庶民向けの安価な本が出回った。表紙は再生紙で、数センチの短い毛髪が混ざっていることが多い。

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