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棋譜の余白

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棋譜の余白

プロ棋士目指して頑張れ=山村英樹

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 今月15~17日の3日間、東京と大阪の将棋会館では将棋盤を静かに見つめる子供たちが静かに闘志を燃やしていた。奨励会試験。棋士になるためには必ず通らなくてはならない関門だ。

 将棋界では四段以上が棋士。奨励会は三段以下で、今回の受験者のほとんどが受験可能な最下級である6級を受験した。入会後、1段階ずつ昇級・昇段し、三段になると、半年で2人が四段に昇段できる「三段リーグ」に参加することになる。成績が不振の場合は、7級以下に降級することもある。

 今年の奨励会受験者は東京48人、関西30人の計78人で、前年より各10人、14人増加した。1983年には、計80人を超える受験生が記録されている。この影響で、日本将棋連盟は同年、入会前の少年少女の育成を目指す研修会を発足した。ここであらかじめ自分の実力を客観的に知ることができるため、奨励会試験の受験者が減少したという経緯もある。

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