三遊亭円朝が15日かけて演じたという「怪談 牡丹燈籠」。これまでも円朝の長編を手掛けてきた蜃気楼龍玉が再構成して、3夜連続口演に挑んだ(本田久作脚色)。すごみのある語り、愛憎や欲がうねるドラマはスリリング。通しならではの聴き応えがあった。
長編だけに、エピソードを抜いて演じられることが多く、有名なのが、カランコロンというげたの音と共にお露の幽霊が恋しい新三郎の元を訪れる「お札はがし」だろう。
が、実は原作は、孝助による仇(あだ)討ちを縦糸に、お露と新三郎、幽霊にお札をはがすよう頼まれるお峰…
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