生分解プラ開発、国推進 代替品促しゴミ減 環境省50億円要求
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海洋汚染などで問題になっているプラスチックごみを削減するため、環境省は地中で分解される「生分解性プラスチック」を使った製品開発の委託事業や、使い捨てプラスチックの製品を紙製品などに代替する企業への補助事業を来年度から実施する方針を決めた。2019年度予算の概算要求に関連費用として約50億円を盛り込む。【五十嵐和大】
生分解性プラスチックは、トウモロコシやサトウキビといった植物などを原料とした「バイオプラスチック」の一つ。地中の微生物によって分解される。1980年代に開発され、容器包装など一部で実用化されたが、石油由来のプラスチックに比べコストが高く、広く普及していない。
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