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板谷由夏(いたや・ゆか)さん
父が転勤族だったため、小学生のころ4回転校を経験しました。1年半ぐらいで転校することが多かったので、時期が来れば「そろそろ友だちとさよならするんだな」と考えていました。そして転校生として別の学校へ移る。新しい場所や環境に物おじせず、すぐになじめる性格はこの時に培われたのだと思います。
転校を重ねる中で印象に残っているのが給食です。違いを楽しんでいました。ご飯が蓋(ふた)付きの飯缶で出てくる学校もあれば、それぞれ器によそう学校もありました。ある小学校では「夕焼けご飯」が出ました。すったニンジンをご飯に混ぜているので、夕空のようにオレンジ色に染まっています。ネーミングも見た目もとてもきれいで感動しました。
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