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<くらしナビ ライフスタイル>
東京都内に本社を置く高齢者介護サービス事業者が施設にアダルトグッズを導入した。利用者から職員へのセクシュアルハラスメントが問題となり、国が対応に乗り出す中、「高齢者の性」に向き合う取り組みが業界に一石を投じている。
●アダルトグッズで
入浴に特化したデイサービスを全国展開する介護事業者「いきいきらいふ」(東京都台東区)は今春から順次、各店舗で自慰行為用のアダルトグッズの販売を始めた。自宅に持ち帰り、自分で性欲を処理してもらう。職員は性的介助はしない。
大画面のテレビを見て入浴を待つ高齢者たちが、何気ない会話に花を咲かせていた。ホテルのラウンジのような「いきいきらいふSPA川口WEST店」(埼玉県川口市)は、受付の前でパンや飲み物などの食品を販売している。自宅との往復だけになりがちで、買い物に行けない人にはありがたい存在だ。その棚に男性向けのグッズがさりげなく並ぶ。中にローションが入っており、性器を入れて使う。一般的に知られたポップなデザインの…
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