メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

詩歌の森へ

俵万智の『牧水の恋』=酒井佐忠

 <白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ>。よく知られた若山牧水の初期代表歌。牧水といえば酒を愛し旅に暮れた放浪の歌人として知られている。だが、それにもまして熱情的な「恋の歌人」だった。その恋は哀しみと苦しみを生み、そのことによって名歌が誕生する。俵万智の新著『牧水の恋』(文芸春秋)は、「恋」に焦点をしぼった評伝。歌人ならではの目で新たな牧水の魅力が浮き彫りになる。

 やはり代表歌の、<けふもまたこころの鉦(かね)をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く>や<幾山河…

この記事は有料記事です。

残り336文字(全文577文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 事故 声優の平野綾さんが追突 けがなし 東京
  2. 沖縄県警 県営住宅に女性遺体 打撲痕あり
  3. 古典落語 英・中・韓3カ国語で上演 大阪で28日
  4. トランプ米大統領 自慢に失笑 国連総会で各国指導者
  5. 大相撲 番付編成会議 貴乃花親方は欠席

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです