1987年、軍事政権下の韓国で、大学生の拷問死事件を機に火がついた民主化運動(6月抗争)を描いた映画「1987、ある闘いの真実」が9月8日から、東京・シネマート新宿ほか全国で公開される。強大な権力と市民の闘いがスリリングに描かれる。チャン・ジュナン監督は「見た人に、自分自身も歴史を作る主人公の一人であることを感じてほしい」と話している。
87年1月。北朝鮮スパイを取り締まる警察の公安部門、通称「南営洞」による拷問で、ソウル大の男子学生が死亡する。全斗煥政権下で権勢を振るう南営洞の所長、パクはもみ消そうとするが、司法手続きを守ろうとする検事と衝突。それを新聞記者が察知し、拷問死は国民の知るところとなる。
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