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記者の目

猛暑の夏の甲子園 効果的な熱中症対策を=安田光高(大阪運動部)

沖学園-北照戦で九回表の守備中に足がつった北照の岡崎翔太左翼手(左)=阪神甲子園球場で6日、津村豊和撮影

 21日閉幕した第100回全国高校野球選手権記念大会は大阪桐蔭(北大阪)が今春センバツ大会に続いて優勝し、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。入場者は16日間で101万5000人に達し、史上初めて100万人を超える大盛況だった。だが、残念だったことが一つある。猛暑の影響なのか、例年以上に試合中に足がつる選手が目立ち、試合にも影響を与えたことだ。酷暑の中で大会をどう開催すべきかを考えたい。

 12日にあった2回戦の済美(愛媛)-星稜(石川)は、済美が延長十三回に大会史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打で勝った。最大で6点リードしながら敗れた星稜の敗因の一つは、エースの奥川恭伸投手(2年)が四回に右ふくらはぎがつってその回限りで降板し、八回に右翼手から登板した竹谷理央投手(3年)も投球練習中に両ふくらはぎがつり、本来の投球ができなかったことだ。投手の足がつる例は過去にもあったが、今大会は北照(南北海道)の岡崎翔太左翼手(3年)が両足ともつるなど野手でも目立ち、10日の1回戦の日大三(西東京)-折尾愛真(北福岡)では球審が熱中症で途中交代した。

 足がつったのは脱水症状が原因なのか、筋肉疲労などによるものなのかは分からない。主催者側は熱中症の事前対策を取っていた。例年、ベンチ裏で待機する理学療法士は、選手がベンチに戻った際に水分補給しているかを確認している。誰がどれくらい飲んだか分かるように、コップには背番号が記されている。飲むのを忘れる選手がいることも想定し、積極的にコップを渡すように控え選手へ呼びかけている。試合前練習では選手の体調を…

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