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育児と企業

人手不足が深刻化する中、これまで以上に女性の活躍が求められている。働きながら子どもを産み育てることができる社会の実現に向け、企業の改革の現場を追った。

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改革の現場から/上 職場に保育所、広がる 人手不足、女性採用の「切り札」 基準緩く「質」不安も

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朝、手をつないで保育園に登園する親子=千葉県君津市の新日鉄住金君津製鉄所内「かずさみどりのもり保育園」で、今村茜撮影
朝、手をつないで保育園に登園する親子=千葉県君津市の新日鉄住金君津製鉄所内「かずさみどりのもり保育園」で、今村茜撮影

 東京湾に面したふ頭に位置する新日鉄住金の君津製鉄所(千葉県君津市)。午前8時ごろ、高炉や煙突が立ち並ぶ広大な敷地の一角に、父親や母親に手を引かれた子どもたちが集まってきた。同社が昨年4月にオープンした「かずさみどりのもり保育園」の登園風景だ。

 製鉄所に勤務する社員の子どもたち28人が入所する。長女(2)を預ける同社の伊藤梓さん(29)は「職場に隣接しているので、送迎の時間がかからないのがうれしい」と語る。

 同社は大分県や北九州市内の製鉄所にも保育所を設置しており、今年10月には名古屋製鉄所(愛知県東海市)に4カ所目の開設を予定する。保育所の整備を急ぐ最大の理由が深刻な人手不足だ。

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