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月刊サッカー・リターンパス

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仕掛けるか、待ち受けるか

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 3年前の天皇杯全日本選手権4回戦でのこと。延長戦の末、柏に敗れた甲府の佐久間悟監督(現ゼネラルマネジャー)が、自嘲気味に発した言葉に、思わず感心した。

 「ボールを持った時が最大のピンチ。数的優位はディスアドバンテージ(不利)」

 なぜ感心したかというと、主導権を握って攻め切ることの難しさと危険性について、言い得て妙の表現だったからだ。

 柏に退場者が出て、甲府は延長戦を11人対10人で戦った。通常ならば1人多い甲府が有利。しかし、甲府は柏の力が上と判断して、しっかりと守り、一瞬のスキを突く戦いをそれまで展開していた。数的優位を得たことで、それを変えざるをえなくなった。自ら攻撃に出ることを迫られたのだ。

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