NAFTA

米とメキシコ合意 車関税ゼロの条件厳格化

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メキシコのペニャニエト大統領と電話協議を行うトランプ米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2018年8月27日、AP
メキシコのペニャニエト大統領と電話協議を行うトランプ米大統領=ワシントンのホワイトハウスで2018年8月27日、AP

 【ポートランド(米西部オレゴン州)清水憲司】トランプ米大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉をめぐり、メキシコとの間で大筋合意したと発表した。自動車関税をゼロにする条件を厳格化する。米政権高官は「従来のNAFTAだけでなく、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)以上の内容だ」と成果を強調した。今後はカナダと交渉し、早期妥結を目指す。ゼロ関税に新条件が適用されれば、日系自動車各社は日本製部品を使いにくくなるなどし、サプライチェーン(供給網)の見直しを迫られそうだ。

 トランプ氏は27日、メキシコのペニャニエト大統領と電話協議し、「両国にとって素晴らしいディール(取引)だ」と述べた。「米国メキシコ通商協定と呼び、NAFTAという名称はやめにする」と語ったほか、カナダが妥協しない場合、発動を検討中の自動車・同部品の輸入制限を課す方針も示し、「発動する方が簡単だが、交渉の方がカナダにとって良いだろう」と圧力をかけた。米国はカナダとの交渉が不調に終わった場合、メキシ…

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