兵庫・加西

ダンスで自立支援 障害者向けに無償指導

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
指導しながら参加者とダンスする阿部さん(右から2人目)=兵庫県三木市で、待鳥航志撮影
指導しながら参加者とダンスする阿部さん(右から2人目)=兵庫県三木市で、待鳥航志撮影

 兵庫県加西市の阿部裕彦さん(44)は、ヒップホップダンスを通して障害者の自立支援に取り組む。きっかけは息を引き取る直前まで、下半身不随の妹(41)の将来に気をもむ母の姿だった。母の死が、障害者と距離を置いていた自分を直視させてくれた。「ずっと遠ざけてきたことに向き合おう」と決心し、好きなダンスで障害者の可能性を広げようとしている。【待鳥航志】

 2人きょうだいの妹は、脊椎(せきつい)の一部が形成されない先天性の「二分脊椎症」。妹は療育施設に入所したり入院を繰り返していたため、中学までほとんど接しなかった。母は妹に付きっきり。「深刻な病気なんやなと思っていたが、当時は妹のことを避けていて、周囲から隠したい気持ちもあった」と振り返る。

この記事は有料記事です。

残り1091文字(全文1410文字)

あわせて読みたい

注目の特集