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アジア大会

空手男子84キロ級組手で荒賀が連覇

空手男子組手84キロ級決勝、攻める荒賀龍太郎(右)=ジャカルタで2018年8月27日、徳野仁子撮影

 ジャカルタ・アジア大会は第10日の27日、空手の男子組手84キロ級が行われ、2016年世界選手権優勝の荒賀龍太郎(荒賀道場)が2大会連続で金メダルを獲得した。日本勢の組手での連覇は大会史上初。

     世界王者が、男子組手メダルゼロの危機を救った。ここまでの2人はいずれも3位決定戦にも勝ち上がれず敗退。悪い流れを止める優勝を決めた荒賀は「ほっとした」と本音をもらした。

     試合のマットに上がった時から「(相手との)間合いが合わない」と感じていた。思うようにポイントがとれず、準決勝は3-2の1点差。決勝では開始1分半ごろに「世界最速」と言われる突きで1ポイントを先取。残り約50秒で追いつかれたまま終わったが、同点の場合に先にポイントを取った方が勝つルールで頂点をつかんだ。

     ギリギリの戦いでも負けなかったのは世界王者になり、研究されるようになってから実践した意識改革だ。相手から自分の間合いで勝負してもらえることが少なくなったことで、なるべく早い時間帯にポイントを奪い、相手が攻撃を仕掛けるような状況を自ら作り出すようにした。その結果が調子を落として接戦になっても心に余裕をもたらし、負けない強さにつながった。

     今年の前半は国際大会の最高成績が3位と追われる立場に苦しんだが、「これをプラスにとらえて、次に進める」と自信を再び取り戻した様子。試練を乗り越えた世界王者が歴史を塗り替えた。【松本晃】

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