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 札幌出張の機会に北海道夕張市を訪ねた。リニューアルされた石炭博物館では、石炭が1888年に発見され採掘のために約12万人を数えた人口が、現在の8225人となるまでを俯瞰(ふかん)できる。模擬坑道では採掘技術の変遷も知ることができた。石炭は江戸時代にはすでに使われていた。しかしその採掘のために人口が急増することも激減することもなかった。温暖化をはじめ私たちの世界に大きな変化をもたらし、生きる上での困難の原因になるのは、石炭や石油そのものではない。エネルギーの膨大な使用なのである。

 法政大学と夕張市は協力協定を結んでいる。学生によるボランティア活動やゼミ合宿など、夕張市を訪問した…

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