マザーハウス

出所者の居場所ここに NPOが地域カフェ「本気の更生支援」 東京・墨田に来月1日オープン

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
服役した経験のあるスタッフとカフェ開設の準備を進める五十嵐理事長=東京都墨田区で、根岸基弘撮影
服役した経験のあるスタッフとカフェ開設の準備を進める五十嵐理事長=東京都墨田区で、根岸基弘撮影

 出所者らの更生、社会復帰を支援するNPO法人「マザーハウス」(東京都墨田区)が、当事者の居場所作りを進めている。事務所の隣の倉庫を改装したコミュニティーカフェを9月1日にオープンさせ、加害者家族の相談も受けつける。元受刑者で同法人の五十嵐弘志理事長(54)は「当事者の立ち直りと、地域とのつながりを後押ししたい」と抱負を語る。【飯田憲】

 五十嵐さんは詐欺などで服役した前科3犯で、20年近く刑務所で過ごした。家族から見捨てられ、自殺を考えたこともあったが、手紙を交わした神父らが心の支えになった。「赤の他人の自分に貴重な時間を割いてくれている」。生まれて初めて大事にされていると感じた。聖書を読み返すうち、犯した罪の重さを悟ったという。

この記事は有料記事です。

残り987文字(全文1306文字)

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

注目の特集