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福岡海保

渡船転落の男性、2日後救助 泳いで無人島へ

志賀島=2018年1月撮影

 福岡海上保安部は29日朝、福岡市沖の博多湾の無人島・端島(はしま)で福岡市東区の会社員男性(53)を救助した。男性は2日前に市営渡船から海に転落し、泳いで端島に渡りついていたとみられる。男性にけがはないという。

 福岡海保によると、男性は27日午後8時ごろ、博多ふ頭(同市博多区)発、志賀島(同市東区)行きの市営渡船に乗船。同8時20分ごろ、船尾付近で身を乗り出し携帯電話で夜景を撮影しようとして誤って海に転落した。

 男性は近くの端島に泳いで上陸。29日午前6時半ごろ、通りかかった遊漁船に発見された。約1時間後に遊漁船から118番を受けた同海保が灯台付近にいた男性を救助した。

 航路や転落時間などから推測すると、男性は1キロ近く泳いだ可能性がある。島に上陸して1日目は体が動かず休んでいたが、2日目から通りかかる船に手を振り続けたという。2日間は飲まず食わずだったとみられる。男性は妻と2人暮らしで、妻が28日に福岡県警に「夫が帰ってこない」と相談していた。

 市客船事務所によると、船には乗客28人と乗員2人が乗っていた。乗船時と下船時の乗客数の違いはチェックしておらず、乗員は男性の転落に気付かなかった。前田修所長は「目が届かず申し訳なかった。今後は見張りや乗下船時の確認を徹底したい」と述べた。【柿崎誠、山下俊輔】

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