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福島市

防護服子ども立像撤去、市長が表明 批判が相次ぎ

福島市が撤去する方針を示した「サン・チャイルド」=福島市早稲町で2018年8月28日午後1時51分、岸慶太撮影

 福島市は28日、東京電力福島第1原発事故からの再生をテーマに、JR福島駅近くに設置した子ども像「サン・チャイルド」を近く撤去すると発表した。今月3日に設置されたばかりだが、防護服のようなものを着用した姿が「風評被害を助長する」などと批判が相次いでいた。

 現代美術作家のヤノベケンジさんが、原発事故後の2011年に制作。高さ約6・2メートル、重さ約800キロで、困難な状況の下、未来を見据えて立ち上がる姿を表現したという。

 寄贈を受けて設置したが、市には「福島は防護服が無ければ生活できないという印象を与える」などの批判が寄せられ、アンケートでも反対する声が7割を占めたという。

 28日の記者会見で、木幡浩市長は「賛否が分かれる作品を『復興の象徴』として設置することは困難」と述べ、できるだけ早く撤去すると説明。今回の混乱の責任を取って市長給与の一部を返上する。

 ヤノベさんは「置き続けることで、苦しむ市民がいるなら撤去した方がよいという結論に至った」などとするコメントを発表した。

 震災以前からヤノベさんの活動を知る福島市在住の詩人、和合亮一さん(50)は「関係者に悪意はない。撤去決定でも傷ついた人がいると思うと残念だ」と話した。【宮崎稔樹、岸慶太、柿沼秀行】

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