種子法

廃止から5カ月 種子安定供給へ条例 東北初制定へ、県が骨子案 /山形

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 コメや麦などの種子の安定供給を都道府県に義務付けた「主要農作物種子法(種子法)」が今年4月に廃止され、約5カ月が経過した。種子市場への民間参入を促す一方、都道府県にとっては種子生産に伴う予算確保の根拠法がなくなり、自主判断に委ねられた形だ。農家などから将来的な種子の安定供給を心配する声が上がる中、県は条例制定に乗り出した。【長南里香】

 現在、県内農家に供給される水稲(主食用米、もち米、酒米など17品種)の種子は、主に県農業総合研究センター(山形市みのりが丘)で栽培され、他の品種が混じらないように熟練した職員が手作業で育成する。一般農家らのほ場で増やすサイクルがあり、各品種とも1キロあたり500円程度で農家に供給される。1キロあたり数千円に換算されている民間の種子と比べ、低価格が保たれている。

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