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はるかな宇宙へ

県立大西はりま天文台からの便り/149 M16「わし星雲」 /兵庫

恒星が生まれる「創造の柱」

 8月が終わり9月を迎える時期、実はこれから天の川が見ごろになります。天の川の中でも濃くきれいに見える部分を夜の早い時間帯で空高くに見ることができます。特に、いて座とさそり座、へび座などに囲まれたあたりは最も濃い領域で、双眼鏡や望遠鏡でのぞいて見ると多くの星雲を見ることができます。その一つにM16「わし星雲」があります。

 わし星雲は、へび座のしっぽ側で、いて座に近い領域にある星雲です。太陽よりもずっと重い大質量の恒星が生まれている現場の一つとして知られています。このわし星雲の中心部を西はりま天文台にある「なゆた望遠鏡」を用いて撮影しました。すると何やら「柱」のようなものが写っています。この「柱」は、水素のガスが大量に集まった分子雲と呼ばれるものです。こうした分子雲の内部にはガスが濃い領域があり、そこで恒星が誕生し…

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